高齢者福祉支援を中心に年間を通じて活動しています
県が実施した令和5年度高齢者福祉基礎調査によると、令和5年4月1日現在の65歳以上の高齢者は253,346人となり、調査開始以降初めて減少に転じたが、高齢化率は31.3%と過去最高となり、加えて、高齢者夫婦世帯、在宅ひとり暮らし高齢者なども増加するなど、高齢者を取りまく状況はますます厳しくなっています。
こうした諸課題を解決するため、国、県とも総合的な高齢者施策の推進に努めており、「地域包括ケアシステム」の構築に向けた取り組みが進められていいます。
このうち、在宅医療・介護連携の推進や認知症対策の推進といった「新しい地域支援事業」の充実に向けた取り組みが全市町村で始まり、老人クラブの活躍が期待されています。
一方で老人クラブは、会員減少や助成金減少の影響による厳しい財政状況の中にあり、やむなく廃止した事業もありましたが、経費の節減対策やメリハリのある事業運営に取り組むことにより、県下老人クラブの連合体として、高齢者が安心して暮らすことのできる社会環境づくりを目指した事業の展開に努めています。